割烹の宿いま井


月岡温泉いま井で働くスタッフ四方山話
旬の味覚を愛し、思いやりを愛し、人生を振り返り、今と未来を語る。
「Iのある人生」
セカンドライフに堪能する、美味しい宿の心地よさひときわ。

市島邸

2015年5月27日

今日のお昼に「研修」という名目で、近所の市島邸にお邪魔しました。

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いま井から車で10分足らずの観光地にも関わらず今まで行ったことが無かったので、昨日、突然「市島邸に行く」と決心し、仲居さんの女の子たちを誘ってみたら、休暇の子まで出て来てくれて、何人かで一緒に行くことになりました。急なことだから一人でも仕方がないと思っていたのでそれはそれは嬉しくなりました。

市島邸は敷地も広く(8000坪)、細かい部分にまで丁寧な趣向が凝らされていて、全体的に繊細でかわいい建物でした。ここでお茶会をしたらさぞかし楽しそう!!と思ったら毎年「菊月茶会」を10月の第三日曜日に開催しているそうです。市島邸のモミジは葉が小ぶりで、この時期にはそれはそれは見事に紅葉するそうです。

市島邸が紅葉するということは同時にいま井も紅葉するということなので、私たちは参加できそうにありませんが、ご興味のある方は今から計画されたらと思います。

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お茶室の内「水月庵」という池の上に作られた茶室は大切なお客様(貴賓)向け、「南山亭」の方のお茶室は親しいお客様向けとのことですが、その菊月茶会ではどちらのお茶室にも入ることが出来るのだそうです。

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市島家の一族に連なる有名人として、会津八一と、市島謙吉が紹介されていて、健吉さんの方は存じ上げなかったのですが(申し訳ありません!!)、大隈重信と一緒に早稲田大学を作るために尽力された方ということでした。銅像がありましたが、かなり親しみやすい風貌です。

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5月の朝ごはんです。

ご飯のすすむおかずが多いので、ついついおかわりをしてしまうことになりますが、優しい味なのですっとお腹に入ってしまうはずです。

こればかりは宿泊されたお客様にしか味わって頂けないものになります。

あと、海苔も付きます。

描き忘れました。

本当に美味しくて昨日は(実は昨日初めて食べました!!)一日元気でした。

美味しいものは毎日食べるより時々食べた方が身体にじわっと染み込む気がします。

昨日までとても蒸し暑くてすこし苦しかったので、ご褒美の雨のようです。庭の緑も喜んでいるように見えます。

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色気について

2015年5月23日

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写真は先週奥様がお誕生日ということで宿泊されたお客様にお送りしたメッセージカードです。

土佐酢ジュレの「酢」が抜けました。

少し色っぽいことも書けという要望にお答えして、色気について。

昔から色気はないと言われ続け自覚もしています。

先日はついに着物の着方にも色気が不足していると、色気たっぷりの先輩からご指導を受けました。

今日は色気とはなんだろうと考えてみました。10代は「隙」、20代は「胸」、30代は「忍耐」、40代以降は「寛容」かなと。

そして30代の忍耐のイメージ代表は「来ぬ人を待つ」としてみました。

「来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ  来じと言ふものを」万葉集 大伴坂上郎女

『行くよと言ってきても来ない時があるのに、まして来ないというのを来るかもしれないと待つものですか。来ないと言っている人を!!!」』

自分に言い聞かせている感じや少し怒っている感じが可愛らしいです。

そしてプロフィールにも書いた私の好きな百人一首

「忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな」

『忘れられてしまった私の身の上の事はどうでもいいけど、一生愛しますとか神様に誓ってしまったあの人が、その誓いを破ってしまったわけだから、きっと罰が当たるでしょうね。彼の命が心配だわ』右近

という嫌味たっぷりのいかにも女子トークっぽい歌が好きだという時点で色気から遠いことが確定しています。

残念。

「利休に帰れ」

2015年5月20日

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いま井の玄関と大広間には、大徳寺の紫野大亀こと、立花大亀の書がかけられています。(写真は玄関の「鳳来」)

せっかくの機会なので立花大亀和尚の名著「利休に帰れ」を読むことにしました。

すると、この前、田んぼについて私が思ったことの答えらしきことが書いてありました。

「侘び」とは耐え忍ぶ心ということ。

日本人は昔から、侘しいもの、寂しいものに憧れる性質があるとのこと。

棚田など、恐ろしく人の手のかかったものが自然と共存している風景にうっとりする理由はここにあるのでしょうか。

そして、橋やダムを美しいと感じる理由も、そこに大きな苦労と、危険と背中合わせの作業が感じられるからなのかなと思いました。

また、貧しい暮らしだというだけでは侘び住まいとは言えず、そこに高い精神性や華が無いといけないのだそうです。

華やかな都心の暮らしから侘び住まい・・・までは謡曲『松風』の行平と同じシチュエーションですが、華が無いのでまだまだです。

田植え

2015年5月11日

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GWが終わり、田植えも終わり、少年の五分刈頭のような田んぼです。

個人的にはもう少し育って緑の分量が濃くなる頃の田んぼが好みです。

田んぼの風景は、自然そのものの風景ではなくて、明らかに人工的な風景であるのに、私たちがそれを、いかにも日本的な風景だとか懐かしいなと思うのはどうしてなのだろうと考えることがあります。

未来には、ビルが立ち並ぶ風景や、高速道路の立体交差などを見て日本的な懐かしい風景だと思うようになる日が来るのでしょうか?

試食会

2015年5月9日

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「風薫る皐月」献立の試食会でした。私もお客さんになりたい・・・。

版画作品

2015年5月7日

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今週初めに宿泊されたお客様がいま井に趣味の版画作品を送ってきて下さいました。

担当した仲居の子の喜びの表情もカメラに収めたい位でした。

この玄人はだしの木版画は田舎の風景と、プロヴァンスのラベンダー畑です。

SNSに掲載することも快くお許し戴き、ありがとうございました!

GWに突入

2015年5月1日

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いよいよ本格的なGWに突入となり、気合は充分です。(体力と筋力は不十分ですが)

GWは田植の季節でもあり、通勤途中の田んぼが次々と水で満たされていきます。

写真が相変わらず下手なので残念なのですが、田んぼの水に山が映ってダブル五頭山(本当に五頭山なのかどうかも微妙ですが・・・)となる様子も絵画的でうっとりします。

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先日、新潟万代シティのシネウインドで「千年の一滴 だし しょうゆ」http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/index.htmlを観て、映像の美しさと、長い時間(世代も越えて今も続く・・・)をかけた日本人の深い知恵と出汁に対するすさまじい欲望(ここまでこだわるのか!!)に感銘を受けました。

そして宿に帰ったら、なんとここにもこだわりの日本人の一人がいたのでございました。

贅沢というのは、高級食材のことじゃなくて、昆布を採る人、運ぶ人、売る人、買う人、使う人、出す人、最終的にお客様の口に入るまでの大勢の人たちのたくさんの気持ちのことなんだなぁと、その他の食材にも全部それぞれの物語があるのかと思うと少しだけ気が遠くなります。
そういうことを、押しつけがましくなく、きちんと伝えられる人になれたらいいなと思います。

今は眺めているだけですが。

若女将プロフィール

2015年4月26日

新潟市出身アラフィフ。

縁あって2015年4月から割烹の宿いま井 五十嵐邸結の若女将になっています。

いわゆるバブル期に大学を卒業し、大手商社の事務職として、長い間恵まれた環境にいましたが、故郷新潟で、新潟の為に、新潟がもっと元気になれる仕事をしたい。

大体において、したいと思うことはできるのでは???という気がしてきて、こうして完全未経験分野に飛び込んだのでした。

今までの人とのつながりや、趣味として何となく触れてきたもの達をきちんと生かして、みんなが私に会いに来てくれるように、いつまでも努力をし続けたいと思います。

昔に比べて随分物を覚える力は弱っていますが、女子中高年の星として、まだまだ新しいことやしたいことはできるのだということを体現できれば嬉しいです。

 

【自己紹介】

  • OL時代に好きだったこと

喫茶店でコーヒーを飲みながら本を読むこと

旅先でスケッチを描くこと

友達とだらだらお酒を飲むこと

 

  • 好きな小説

吉村昭「高熱隧道」「海も暮れきる」

林真理子「ミカドの女」

朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」

ジョン・アーヴィング「熊を放つ」「ホテルニューハンプシャー」

 

  • 好きなコミック

五月女ケイ子「五月女ケイ子のレッツ古事記」

 

  • 好きな映画

「バッファロー‘66」

「バグダッドカフェ」

「ビフォア・サンライズ」

 

  • 好きな画家

パウル・クレー

熊谷守一

 

  • 好きなテレビ番組

「アメトーーク」

「ヨルタモリ」

 

  • 好きな百人一首

「忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の をしくもあるかな」

 

  • 好きな新古今和歌集

「この寝ぬる夜のまに秋は来にけらし朝けの風の昨日にも似ぬ」

 

  • 好きな食べ物

茶豆・いかのお刺身

 

  • 好きな飲み物

日本酒

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