割烹の宿いま井


月岡温泉いま井で働くスタッフ四方山話
旬の味覚を愛し、思いやりを愛し、人生を振り返り、今と未来を語る。
「Iのある人生」
セカンドライフに堪能する、美味しい宿の心地よさひときわ。

11890934_726400584132302_3537198667682123045_n 11921600_726400600798967_7324910953381593710_n

 

東京から応援に駆け付けてくれた、大尊敬する先輩(Sさん&Sさん)から、旅の絵日記描いたよ~と送ってもらいました。とっても嬉しかったのでここに公開します。

本当に「あ!!」っという間に8月も終わり、うまさぎっしり新潟の旅の申し込みも終わり、もうじき夏の新潟競馬も終わります。9月からは新たに仲居業務研修を行うことになりました。仲居としての仕事について、ブログに書いていければと思います。

IMAG0865[2]IMAG0864[1]

 

いつの日か、山野草の可愛いお花たちでお客様をお迎えしたいという野望(?)を胸に、お世話になっている木下緑園さんに無理をお願いして小さな山野草ガーデンを作ってもらいました。ここの土地に合うのかどうかはわからないと言われながら、頑張って育ってくださいと祈るような気持ちで毎日お世話をしています。下の写真のトラノオ(多分、エチゴトラノオ)は蕾が紫色になってきました。

そして、一昨日の夜の暴風にも耐え、今日、(多分・・)オカトラノオの花が咲きました。いとおしいです。早速ラウンジに飾ってみました。

 

IMAG0866[1]

 

何が咲くかわからなくて、いつ咲くかわからなくて、早く咲いて楽しませてくれるものもあり、もしかしたら咲かずに終わってしまうものもあるかもしれない。それでも花はともかく、葉っぱがかっこよかったりするので、本当にそれぞれ、色々あって引き立てあうんだなぁと、ほんのひととき想いを馳せたのでした。

 

OLをしていた去年までも、お盆期間にあえてお休みはいただいていませんでしたが、この期間は上の人たちが長期休暇を取得されたり、取引先もお休みだったりして、電話も鳴らず事務所も閑散とした中、日頃出来ない事務所内の整理整頓をしたりしていました。通勤もガラガラで楽々で、のんびりと過ごしていたことを思い出します。

そして、今年は・・・・・・

ボールペンより重いものを持たずに生きてきた私は、無い筋肉を無理に酷使して全身筋肉痛になり、多分、ほとんどの血液がそれに動員された為に、脳に回るはずの分の酸素が不足し、視界はぼやけ、指先に神経は届かなくなり・・・・この年齢から新たに肉体労働を始める切なさをひしひしと実感しております。みんなが私の何倍も働いているのに、一人へっぽこで情けないです。へっぽこなりの努力が、いつか何かの形で実ることを信じて頑張るのです。

IMAG0860[1]

 

早朝の田んぼの様子です。

今日はちょっとだけ暑さが和らいでいます。このまま秋になってくれることを少し期待してしまいます。

ところで、私にとっては意外なことに、この暑い中、びいどろ体験を申し込まれるお客様がとても多くいらっしゃいました。予約の電話をしたらいっぱいだったので、計画を変更して翌日にしたと仰る方もいらっしゃいました。私の知らないところで、びいどろ大人気の様子です。案内を改めて見てみるとちょっと楽しそうです。

びいどろ体験

涼しくなったら是非一度体験してみたいです。

暑い暑いとしつこく言っていますが、もともと暑いのが苦手で、秋になるのを待ち遠しく思っています。ある朝、唐突に風が夏のものではなくて秋のものになっている感じが大好きでした。

秋きぬと めにはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる   古今和歌集(秋歌上)

 秋 秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬるきぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる

 

 

IMAG0846[1]

毎日、暑くて暑くて運転をしていても景色を楽しむ心の余裕も無くなりがちですが、ふと見ると田んぼの緑からちょっと黄色っぽくなっている面がありました。眩しすぎて良く見えないのですが、ちょっとだけ車を停めて見てみました。

この状態のことを、出穂(しゅっすい)と言うのだそうです。この黄色がこれから濃くなっていって、全面黄金色になるんだなと頭の中で想像しながら、気持ちだけでも秋の気分を味わおうと・・・・すれども、やはり暑いものは暑いです。

来週はいよいよ未経験のお盆WEEKです。気合を入れなければ!!

IMAG0848[1]

(今日から売店で販売させていただく菊水さんの鬼面杯です)

8/1の新潟日報にインタビュー記事を掲載していただきました。

転職して2か月目くらいの気持ちを話したものなので、将来これを読んで、相当恥ずかしいと思うか、懐かしいと思えるかわかりませんが、こうやって載せていただいたことに感謝する気持ちは変わらないと思います。

この歳で急に、生まれて初めての肉体労働をしているので、身体の方はびっくりしていますが、次々と応援メッセージをいただいて元気になりました。「周囲の人に支えられて頑張れる」ということを表現として耳にすることは多かったわけですが、今回は表現でも比喩でもなく事実として身に染みて感じています。皆さん本当にありがとうございます。

IMAG0843[1]

 

 

大好きだったテレビも見なくなり、ゆっくり本も読む時間も無くなってしまいましたが、何とか家事の時間を削って本だけは少しだけでも読むようにしています。昔から、本に没頭している時間によって、心の均衡を保ってきました。没頭しすぎると睡眠時間を削りかねないので、睡眠時間確保の為、長編小説などは避けてエッセイ的な本だけを選ぶようにしています。

そんな風に選択肢が狭められて初めて出会える本というのもあるんだなぁという一冊です。

http://www.amazon.co.jp/%E8%A3%8F%E3%81%8C%E3%80%81%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%80%82-%E9%85%92%E4%BA%95-%E9%A0%86%E5%AD%90/dp/4093884102

「裏が、幸せ。」酒井順子 著

私が新潟についてぼんやり感じていたことがズバリズバリと表現されていて気持ちが良いです。「明るいこと」「ノリがいいこと」「元気いっぱいであること」のみを良しとすることに違和感を感じつつ、そのように装うことに疲れた人たちを癒す場所として、その場所に、ひっそりと待っている存在でありたいと願っています。

自分たちが世にも美味しいものを日常的に食べていることにも無自覚で、つまり宣伝が下手で、そして、観光客に来てもらいたいと思いながら、そんなに観光していただくところも無いのに来てもらってすみません、本当にありがとうございますというような、もじけた新潟人のことが、私は本当に気に入っています。

IMAG0825[1]

 

鮎の美味しさがわかるようになったのも、相当大人になってからのことです。

頭からガブリと、骨ごと食べる鮎の、ちょっと苦味もある味がとても好きです。

こういうお仕事を始めたので、一旦休会してしまっていますが、去年まで習っていた篠笛のお稽古では、毎年7月に「おさらい会」として、皆の前でお稽古の成果を発表をするのに、温泉旅館に一泊して宴会をしていました。ともかく宴会が楽しみなので、肝心の笛について練習不足だったとしても、どうしても参加したい会でした。東京に出た後も、可能な限り参加して、翌朝の新幹線で戻るということもしていました。

そして、その宴会でいつも釣った鮎を持って来てくださる鮎太郎さん(もちろん本名じゃありません)のこともよく思い出します。それまでも、鮎はまぁまぁ好きだったのですが、この時以来、一番好きな魚になりました。鮎太郎さんは毎年、皆の期待に応えるべく鮎をたくさん釣らなければならなくなったので、おそらく笛の練習をする時間が無くなってしまっていたのではないかと思います。それでもいつもニコニコとみんなの喜ぶ様子を見守る鮎太郎さんでした。元気にしていらっしゃるかな?

鮎の塩焼き用の炭を起こしているところを撮影してみました。花火のようにパチパチいいます。

先日お越しのお客様は食わず嫌いだった鮎を生まれて初めて召し上がり、とても美味しい!!と言ってくださいました。美味しいと思えるものが一つ増えた=幸せが一つ増えたということかなと、とても嬉しく思います。

IMAG0830[1]

 

文月の献立は、さわやかな野菜が多く使われています。色もとても綺麗です。

お刺身の妻の準備をする調理場の太田さんです。

これから本格的な夏に向かって、疲れやすくなる身体や心を癒してくれる優しいお料理です。去年と今年は違うし、今年と来年も違ってくるのだろうと考えると、お料理だって一期一会なんだなって思います。

新潟清酒検定の銅の達人を受験しましたが、不合格でした・・・・。

IMAG0831[1]

 

日本酒が好きだということと、日本酒の知識があるということは随分違うということでした。当たり前です。

東京時代は若くて可愛らしい女の子たちとよく日本酒を飲みました。日本酒が好きだということで得をしたことが随分とありました。なので、この試験に不合格だったからと言って、日本酒を嫌いになったりしません。

私は試験に落ちたり、こんな風に不合格になるのがとても苦手です。得意な人がいるのかどうかはわかりませんが、落ち込み方が尋常じゃないという意味でも、本当に苦手なんだと思います。そして物が覚えられたりする時代はもう過ぎてしまったのだと思いました。早くこの辛さから立ち直って、もう一度チャレンジしようと思う気持ちになれるといいのですが。

 

1 2 3 4 5 6 7