割烹の宿いま井


月岡温泉いま井で働くスタッフ四方山話
旬の味覚を愛し、思いやりを愛し、人生を振り返り、今と未来を語る。
「Iのある人生」
セカンドライフに堪能する、美味しい宿の心地よさひときわ。

大好きだったテレビも見なくなり、ゆっくり本も読む時間も無くなってしまいましたが、何とか家事の時間を削って本だけは少しだけでも読むようにしています。昔から、本に没頭している時間によって、心の均衡を保ってきました。没頭しすぎると睡眠時間を削りかねないので、睡眠時間確保の為、長編小説などは避けてエッセイ的な本だけを選ぶようにしています。

そんな風に選択肢が狭められて初めて出会える本というのもあるんだなぁという一冊です。

http://www.amazon.co.jp/%E8%A3%8F%E3%81%8C%E3%80%81%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%80%82-%E9%85%92%E4%BA%95-%E9%A0%86%E5%AD%90/dp/4093884102

「裏が、幸せ。」酒井順子 著

私が新潟についてぼんやり感じていたことがズバリズバリと表現されていて気持ちが良いです。「明るいこと」「ノリがいいこと」「元気いっぱいであること」のみを良しとすることに違和感を感じつつ、そのように装うことに疲れた人たちを癒す場所として、その場所に、ひっそりと待っている存在でありたいと願っています。

自分たちが世にも美味しいものを日常的に食べていることにも無自覚で、つまり宣伝が下手で、そして、観光客に来てもらいたいと思いながら、そんなに観光していただくところも無いのに来てもらってすみません、本当にありがとうございますというような、もじけた新潟人のことが、私は本当に気に入っています。