割烹の宿いま井


月岡温泉いま井で働くスタッフ四方山話
旬の味覚を愛し、思いやりを愛し、人生を振り返り、今と未来を語る。
「Iのある人生」
セカンドライフに堪能する、美味しい宿の心地よさひときわ。

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鮎の美味しさがわかるようになったのも、相当大人になってからのことです。

頭からガブリと、骨ごと食べる鮎の、ちょっと苦味もある味がとても好きです。

こういうお仕事を始めたので、一旦休会してしまっていますが、去年まで習っていた篠笛のお稽古では、毎年7月に「おさらい会」として、皆の前でお稽古の成果を発表をするのに、温泉旅館に一泊して宴会をしていました。ともかく宴会が楽しみなので、肝心の笛について練習不足だったとしても、どうしても参加したい会でした。東京に出た後も、可能な限り参加して、翌朝の新幹線で戻るということもしていました。

そして、その宴会でいつも釣った鮎を持って来てくださる鮎太郎さん(もちろん本名じゃありません)のこともよく思い出します。それまでも、鮎はまぁまぁ好きだったのですが、この時以来、一番好きな魚になりました。鮎太郎さんは毎年、皆の期待に応えるべく鮎をたくさん釣らなければならなくなったので、おそらく笛の練習をする時間が無くなってしまっていたのではないかと思います。それでもいつもニコニコとみんなの喜ぶ様子を見守る鮎太郎さんでした。元気にしていらっしゃるかな?

鮎の塩焼き用の炭を起こしているところを撮影してみました。花火のようにパチパチいいます。

先日お越しのお客様は食わず嫌いだった鮎を生まれて初めて召し上がり、とても美味しい!!と言ってくださいました。美味しいと思えるものが一つ増えた=幸せが一つ増えたということかなと、とても嬉しく思います。