割烹の宿いま井


月岡温泉いま井で働くスタッフ四方山話
旬の味覚を愛し、思いやりを愛し、人生を振り返り、今と未来を語る。
「Iのある人生」
セカンドライフに堪能する、美味しい宿の心地よさひときわ。

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新潟の夏野菜の美味しさについて、理解できるようになったのは、結構大人になってからです。子供の時は、トマトに美味しいトマトやそうでもないトマトがあるということについて考えたこともありませんでした。

当然、枝豆についても、当たり前のように山盛りになって食卓に置かれて、そこから右手で自分の食べる分をワサっと掴み取って、ひたすら食べるのが普通すぎる夏の日常。新潟県では枝豆をいっぱい作っても県外に出荷せず、自分たちですっかり食べてしまうと言われていますが、「枝豆は採れたその日のうちに茹でて食べなくちゃいけない」から出荷している暇はない、急いで食べよう!どんどん食べよう!ということなのでしょうか?

十全ナスの漬けたのを、世にも美味しいと感じるようになったのは、40もすっかり過ぎてからのことです。東京のスーパーで買ったトウモロコシも、粒がそろってきれいなのですが、やっぱりこちらで採れたてのトウモロコシを食べてしまうと、なんだか違うような気がしました。

新潟の人は「野菜はご馳走じゃない」って思いがちで、都会からせっかく来てもらったのに、毎日家で食べるような野菜を出したりしては申し訳ない・・・と思っている節があります。あるように感じます。

というか、私も東京に出て初めて、採れたての野菜が、どんなにありがたいものなのかを知りました。なので、この美味しさを伝えられたらと思います。

「夏野菜と新潟の恵み」プラン、7月8月限定のプランです。献立が確定したら改めて報告いたします。黒埼茶豆は毎年7月末から2週間くらいです。食べ逃しにご注意を!!

既に6月の献立は始まっていて、お客様からもとても喜んでいただいています。本当に美味しそうです。鱧・鰯・蛸・鰻・オコゼ・サザエ・鱸・ズワイガニなど、魚介類てんこ盛りです。

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デザートも凍トマト・トマトシャーベット・塩トマト・・・写真はホールインワン記念でお越し下さったお客様用にプレートにメッセージを書いたものです。

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ところで、話は変わりますが、ホールインワンのような、あり得ないラッキーに恵まれた人が、周囲の人にご馳走したりプレゼントをあげたりする風習(風習でいいのですよね)について、とても面白いなと思っています。これはやっぱりラッキーとアンラッキーのバランスを取っておきたいと自然に考えるからでしょう。 保険会社は、不測の不運にも対応するけど不測の幸運にも対応(ホールインワン保険)するんだなぁと感心します。

宝くじに万が一当たってしまったら、いよいよ私にも不幸がやってくる気がするので私は宝くじは買わないのですが、それは極端な考え方だと言われることもあります。

夏と言えば、新潟競馬場の夏競馬が有名ですが、もしも当たったら、月岡あたりで散財して運を平準化しておくことをお勧めします。

ヤスダヨーグルト

2015年6月17日

阿賀野市のヤスダヨーグルトさんの工場をご案内いただきました。空港の入国審査みたいで可愛かったので動画撮影させてもらいました。

ここのショップは休日は行列が出来るほどの人気です。ワッフルハウスでアイスクリームや生クリームの試食もさせてもらいました。役得に次ぐ役得です。

ヤスダヨーグルトはいま井の朝食時にもお出ししています。

お試しで頂いたハンドクリームが、とっても良かったので、いま井の売店でも取り扱いさせてもらうことにしました。お楽しみに♡

いま井 板長の北澤です。初登場です。これから毎月書かせていただきます。

 

6月に入り新潟の食材が色々出始めました。どう調理しようかワクワクします。

海の幸・・・オコゼ、マトウダイ、佐渡マグロ、目鯛、サザエ、ヒラメ、カレイ、ホウボウ、カナガシラ、南蛮エビ、ボタンエビ

里の恵・・・枝豆、スイカ、トマト、インゲン豆、アスパラガス

などなど!

 

そして6月の献立が完成しました。

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新潟のお野菜・魚を、礼文島香深浜の昆布をふんだんに使った出汁を使い、食材の旨みを引き出すお料理を心がけて仕立てました。是非召し上がっていただきたいですっ!

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貸切家族風呂はこんな感じになっています。夜はライトアップします。

くぼんだ所を枕にして、お二人でゆっくりしていただきたい♡と思っているのですが、何十年も連れ添ったご夫婦は、お風呂くらいは別々に入りたいわと仰り、なかなかご利用いただけません(涙)

本当はだからこそ、たまには一緒に入ってもらうのもいいんじゃないかって思うのですが、一方、その気持ちもわかるなぁと納得もします。

「いま井の温泉入った後ならどんな安い化粧水でも化粧のり良くなるから、新しい化粧品の効果を調べたいんだったら、この温泉に入った後は止めた方がいい。どっちの効果かわからなくなる。」という可愛い仲居ちゃんの発言に激しく同意したので、ここのバスアメニティとして、ジョンマスターを取り入れていることを全面アピールした方がいいのかどうかわからなくなっています。

このように「こうしてもらいたい」「こうしよう」と思ったことが、人の意見で前後上下左右にゆらゆら揺れます。自信がなくても自信をもってお勧めするということも、きっとプロならば余裕で出来るのでしょうが、修行不足です。こんな風に控え目におどおどしながら「お湯自慢」をしてみました。

この写真は、調理場のOさんが撮影したものを使用しています。お湯のとろとろ感が伝わる写真です。

やぁ。味わって食べておくれよ。

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夕暮れの田んぼと五頭の山です。育っています。

美味しいとか、美しいということについて考えることが多くなりました。何故ならば、そういう曖昧な価値にお金を払っていただく立場に突然なったからです。

美味しいの意味は、実はもともとわかっていないという自覚があります。

一緒に食事する人、その時の体調や気分、部屋やテーブルの様子、雰囲気、などによって、美味しく感じたり、逆に何も感じなかったりすることが多かったからです。美味しいってなんだろう。

薄味が濃い味よりも偉いように言われるのは、素材の味を楽しむため。

素材の味を楽しむためには新鮮であることが絶対条件で新鮮なものには価値があるから。という理屈もあるのかもしれないけれど、もう一つ、素敵な人・幸せそうな人がそれを好んでいるようだから、というような漠然とした理由もあるのかなと思います。

私はカップラーメンやポテトチップスも美味しいと思っています。が、そればっかり食べる人にはなりたくないと思っています。

それは、添加物を多く食べていると不健康になるというイメージがあるから。テレビで見るアメリカの貧困層の肥満の人たちが脳裏をよぎるから。不幸になるような気がするから。

きれいなモデルさんは、野菜やフルーツで出来ているように思えるのと対極のイメージです。

美味しい・美しい・正しい・幸せというようなポジティブワードを「自分に属しているもの♪」と言える人になりたいのなくて、自分も含めて誰かにとって、美味しい・美しい・正しい・幸せとは何かを考えられる人でいたいと思います。

決して押しつけがましくならないように。

私自身がどれもこれも押し付けられた途端に逃げたくなる性分なので!