割烹の宿いま井


月岡温泉いま井で働くスタッフ四方山話
旬の味覚を愛し、思いやりを愛し、人生を振り返り、今と未来を語る。
「Iのある人生」
セカンドライフに堪能する、美味しい宿の心地よさひときわ。

「利休に帰れ」

2015年5月20日

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いま井の玄関と大広間には、大徳寺の紫野大亀こと、立花大亀の書がかけられています。(写真は玄関の「鳳来」)

せっかくの機会なので立花大亀和尚の名著「利休に帰れ」を読むことにしました。

すると、この前、田んぼについて私が思ったことの答えらしきことが書いてありました。

「侘び」とは耐え忍ぶ心ということ。

日本人は昔から、侘しいもの、寂しいものに憧れる性質があるとのこと。

棚田など、恐ろしく人の手のかかったものが自然と共存している風景にうっとりする理由はここにあるのでしょうか。

そして、橋やダムを美しいと感じる理由も、そこに大きな苦労と、危険と背中合わせの作業が感じられるからなのかなと思いました。

また、貧しい暮らしだというだけでは侘び住まいとは言えず、そこに高い精神性や華が無いといけないのだそうです。

華やかな都心の暮らしから侘び住まい・・・までは謡曲『松風』の行平と同じシチュエーションですが、華が無いのでまだまだです。